「これが本当の・・・」あなたが鏡に手に触れた瞬間、鏡は静かに光を放ち始めた。
その光は徐々に広がり、暗かった空間を優しく包み込む。
鏡の中に映し出されていたのは、もう迷いの中にいた自分ではない。
それは、過去も未来もすべてを受け入れた、今ここに立つあなた自身の姿。
その姿を見つめると、胸の奥から小さな輝きが浮かび上がる。
それは、あなたがこの旅の中で見つけた「願い」の種。
鏡から溢れる光が、まるで道しるべのように前方へと続いていく。
その光に導かれるように、あなたは一歩、また一歩と歩みを進める。
足元の感触が変わり、苔むした石畳の上に緑の葉が広がり始めた。
遠くから小鳥のさえずりが聞こえ、空気がどこか柔らかく温かいものへと変わっていく。
目の前に、荘厳で圧倒的な存在感を持つ世界樹が現れた。
その姿に、心が震え、息を飲む。
根元には、これまでの旅で見つけた記憶の欠片が静かに集まり、光を放っている。
見つけた願いが、この世界を救う光になる…
そう気づいた瞬間、胸の奥に宿る輝きが、さらに強く光を放ち始めた。